CE-1プリアンプ

お客様の依頼で、BOSS CE-1のプリアンプ部を抜き出したものを組みました。

 

ジョン・フルシアンテのライブでのクランチサウンドを得たい、というご相談だったので、こちらをご提案させて頂きました。

CE-1は独特のハイ落ちとコンプ感、丸みのある歪みを得られるので、ジョンサウンドには欠かせないものとなっています。

 

通常、CE-1のプリアンプ部には、インプットボリュームつまみと、インプットのhighとlow選択スイッチしかついていませんが、今回はマスターボリュームつまみと、インプットバッファーのオンオフスイッチを追加してあります。

CE-1のhighとlowのスイッチは、正確に言うと、キーボードやマイク等を入力するための増幅回路のオンオフスイッチになっていて、highにするとオンになります。

ギターではlow側、つまりオフにして使うのが一般的です。

 

追加したインプットバッファースイッチは、CE-1への出力インピーダンスを下げるためのものです。CE-1は、入力インピーダンスがとても低いため、パッシブのギターから直に入力すると、インピーダンスがマッチせず、すさまじく音が痩せてしまいます。そのために、CE-1に入力する前に、バッファーを通してインピーダンスを下げてやる必要があります。ジョンも、CE-1の前にBOSSなどのバッファードバイパスのペダルを通しています。

 

完成後、マイクロアンプやDS-2、ビッグマフなども使って遊んでみました。

実は私のメインギターはジョンの62年製ストラトのレプリカなので、試奏が楽しみでした(笑)

これは自分の分も作らなければ。

 

今回紹介したもののように、マニアックなニーズにもできるだけお応えできるようにしているので、お気軽にご相談下さい。

投稿日: 2018年9月7日 | 8:45 pm

BOSS DS-1 モディファイ

 

お客様からの依頼で、BOSS DS-1のモディファイを行いました。

モディファイ内容は以下の通りです。

・筐体変更

・トゥルーバイパス化

・ゲインアップ

・パーツアップグレード

・ビッグマフ風モード切替スイッチ追加

・ミッド切替スイッチ追加

 

モード切替スイッチは、通常のDS-1モードと、ラムズヘッドマフ(73年頃のマフ)モード、ロシアンマフモードの3モードを選択できるようにしてあります。

ビッグマフ風モードでは、より低域がファットなファズディストーションサウンドになります。ロシアンはラムズヘッドよりさらにファットです。

 

ミッド切替スイッチは、もともとドンシャリなDS-1のトーンを、ノーマル、ドンシャリ具合を緩める、ミッドをフラットにする、と3段階で調整できるようにしてあります。

 

 

通常のDS-1より凶悪なサウンドが出るようになっているため、弾いて頂くまでは気に入って頂けるか不安ではあったのですが、満足して頂けて安心しました。

 

 

こういったモディファイやカスタムオーダーも受け付けておりますので、どうぞ気軽にご相談ください。

 

 

投稿日: 2018年8月13日 | 3:02 pm

ブランドサイトオープン

Zauber Pedalsのブランドサイトがオープンしました。こちらのBlogでは、制作したものの紹介などを発信していきます。よろしくお願いします。

投稿日: 2018年8月8日 | 10:49 am